高用量ピルと避妊具について

ピルは子宮内避妊具よりも簡単かつ確実に避妊できる方法として注目を集めています。また、避妊だけでなく生理周期の変更や生理痛の緩和、子宮内膜症の治療などに使われることもあります。一口にピルといっても低用量・中用量・高用量などといった種類があり、目的や体質に合わせて医師が最適なものを処方してくれます。かつては高用量や中用量が用いられていたのですが、最近では低用量が開発されて海外では主流となっています。低用量は高用量や中用量よりも副作用が起きにくく、安心して服用することができるでしょう。日本では治療目的の中用量が認可されていますが、避妊用としては低用量が多くなっています。最近ではピルによって血栓症が起きると言われるようになり、このまま服用を続けても良いのかと心配に感じている人もいるかもしれません。この薬を服用するかどうかは、服用の目的と本人の血栓症リスクによって判断していくと良いでしょう。服用のメリットが血栓症のリスクを上回る場合、この薬を服用した方が良いと言えます。しかし、服用の目的によってはピルとほぼ同じ効果を得られる方法もあるため、そのような方法を選ぶこともできますし、必ずしも服用を継続しなくても大丈夫でしょう。ピルが飲めない条件に当てはまっている人もいるかもしれません。しかし、喫煙のせいで飲めない場合は禁煙すれば服用できますし、肥満の場合は適正体重に減らすことで服用できるでしょう。確実な避妊が必要だけれど血栓症のリスクが高いという場合、ピルよりも子宮内避妊具を挿入した方が安全です。血栓症のリスクが高くない人はピルでも子宮内避妊具でも良いのですが、定期的な月経が来ることで安心したい場合はピルがオススメです。