ピルの安全性とメリットについて

ピルには高い避妊効果があり、女性主体でできる避妊法の一つです。以前使用されていた中用量・高用量ピルに比べると現在処方されている低用量ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンの配合量が抑えられているため、副作用も少なく安全性が高くなっています。
ピルも薬のため副作用から安全性が心配な部分もあります。服用後3ヶ月程度は、吐き気や不正性器出血などのマイナートラブルが発言することがありますが、3ヶ月程度で治まることがほとんどです。服用している健康な女性と喫煙者を比べた場合は、喫煙者の方がリスクが高いとされています。そのため、喫煙習慣のある人がピルを服用すると血栓症や心筋梗塞にかかる危険性が高くなると言われています。安全性を高めるためにも喫煙習慣のある人は、まず医師に相談してから服用するようにします。
ピルは正しく服用することで避妊以外のメリットがあります。服用することに伴う副効果として、月経周期が規則正しくなること、月経痛や月経前症候群が緩和すること、出血量が減ること、長期間の服用により良性乳房疾患や子宮内膜症などの発生頻度を低下させることなどのメリットがあります。服用することで不足していた女性ホルモンを補うことができるため、皮脂分泌がコントロールされ、ニキビなどが改善するなどのメリットがあります。
ピルを服用する際には、医師の処方箋が必要となります。体質によっては合う合わないがあるため、まずは医師へ相談する必要があります。また、ピルとは避妊を目的とした薬です。梅毒や性器ヘルペス、クラミジア感染症などの性感染症を予防するものではないため、感染防止のためにはコンドームの使用が大切です。